食事の工夫だけじゃダメ?糖質制限ダイエットを長く続けると筋肉が減っていく理由

糖質制限ダイエットをある程度長く続けるのなら、多少の運動をするほうがいい場合もあります。ほとんどからだを動かさないでいると、代謝が落ちるばかりか筋肉まで分解されやすくなるからです。ただし激しい運動は逆効果になります。かるく汗をかく程度の運動を週に数回続けることが、期間にかかわらず糖質制限ダイエットを成功させるコツです。

糖質制限ダイエットとは、炭水化物をひかるだけで、運動はまったく必要のないダイエット法だといわれることがよくあります。糖質のもとになる主食や甘いお菓子を制限するだけでも、体重がある程度は減少することはたしかです。

ただその状態を長く続けていると、筋肉が少しずつ細くなっていくことは避けられなくなります。

肉や魚をじゅうぶんに食べていいダイエット法なので、糖質制限では筋肉が比較的落ちにくいことはまちがいありません。血糖値維持ために筋肉の一部は分解されていきますが、からだのなかにある豊富なタンパク質のおかげで筋肉合成も同時におこるからです。

しかしさかんな筋肉合成のためにはじゅうぶんな基礎代謝が必要です。よほど上手に食事管理をしないと、からだの基礎代謝を長期間維持しつづけることはできません。長期間のダイエットをしていると、低くなった基礎代謝の影響をうけて筋肉合成まで停滞する可能性がじゅうぶんにあります。

適度な運動をとりいれると、長い間でも基礎代謝を高く保ちながらきれいな筋肉を維持することが可能です。有酸素運動をすれば代謝があがりますし、筋トレをすると刺激をうけて筋肉合成がすすみます。

この場合はげしい運動は必要ありません。週に2、3回、30分程度のランニングをしたり、1時間程度のランニングをするだけでもじゅうぶんです。筋肉を刺激するためにヨガやストレッチをしてもいいですし、筋トレとしてスクワットや腕立て伏せをとりいれてもいいでしょう。

糖質制限ダイエットを長期間続けるのなら、軽い運動を取り入れることがお勧めです。運動を適度にとりいれていると、基礎代謝を維持し筋肉も落とさないで減量ができます。ダイエットをしてもリバウンドをしたりやつれたりしては意味がありません。きれいな筋肉をつけながら糖質制限ダイエットを成功させましょう。

タンパク質は1日3食!筋肉を落とさない糖質制限ダイエットのやり方

糖質制限ダイエットを成功させるには、タンパク質を欠かさず摂ることが大切です。タンパク質まで制限すると、からだの筋肉はみるみる落ちていきます。筋肉の少ないからだでは締りがないばかりか、リバウンドしやすい体質になる危険があります。

糖質制限ダイエットとは、主食とお菓子を制限する健康法です。そのほかはあまり厳しいルールはありません。ただタンパク質を意識して食べることだけは覚えておかなければいけません。タンパク質は筋肉をつくる源になる大切な栄養素です。筋肉を損なうとからだは締まらずくびれもできません。筋肉の新陳代謝も落ちるので、すぐにリバウンドする太りやすい体質になるばかりです。

主食をカットするときに、肉や魚料理の副食まで減らしているひとはいませんか?ダイエットが思うように進まなくなると、食事全体のボリュームまで減らしてさらなるカロリーダウンをしようとするひとがかならずいます。これは逆効果です。糖質といっしょにタンパク質まで減らしてしまうと、脂肪のまえに筋肉が減ってしまうからです。

ひとのからだには糖新生というはたらきがあります。これは、血中の糖分が少ない状態が長く続くと、筋肉を分解して血糖値を上げようとする脳の機能のことです。糖新生の作用で、糖質制限をしているあいだは、筋肉はどんどん分解されていくということを忘れないようにしましょう。筋肉の減少をとめるには、タンパク質はたえず補給し続けなければいけません。

とはいえタンパク源として肉ばかり食べ過ぎることも問題です。それでは生活習慣病のリスクを高めることになります。大切なことは、からだにとって必要量のタンパク質を、1日3回に分けて毎食摂ることです。

目安となる自分のタンパク質必要量を覚えておきましょう。1日の必要量は、体重1kgあたり1gだと一般にいわれます。体重40kgのひとなら40g、50kgのひとなら50gのタンパク質を1日3回に分けて摂ることが理想です。よくわからないときは、毎食スマホ1台分くらいの大きさの肉、魚、大豆製品を摂ればいいと考えておきましょう。

糖質制限ダイエットでは、タンパク質は意識して摂らなければいけません。ただし食べすぎるのではなく、適量を毎食摂ることが大切です。リバウンドのないからだ、引き締まったくびれのあるからだを手に入れることこそダイエットの目的。糖質制限ダイエット成功のために、最低限守るべきルールとしてこのことはおさえておきましょう、

健康と美容にリスクあり?ストイックすぎると逆効果な糖質制限ダイエット

糖質制限ダイエットを成功させるにはあまり極端になりすぎないことがじつは大切です。糖質を残らずカットした食生活を続けると、からだの基礎代謝が落ちてさまざまな悪影響があらわれます。基本的な糖質制限のルールを守ることは大切ですが、食事に含まれる少量の糖質なら気にしないくらいの気持ちの余裕をもちましょう。

ダイエットのために糖質制限が役に立つのは、この栄養素はからだにとってエネルギー源だからです。糖質制限で食事から補給するエネルギーが足りなくなると、からだに蓄えられている脂肪がエネルギーとして使われます。これが糖質制限ダイエットで体脂肪が減って痩せるメカニズムです。

とはいえ血中の糖質があまりにも不足すると、かえって痩せにくくなることはよく覚えておきましょう。からだが飢餓状態だと脳は勘違いをするからです。

飢餓モードになると、からだ全体のエネルギー消費を抑えるように脳は調節します。これは飢饉などでじゅうぶんな食べ物がないときにひとのからだが自然に身につけてきた安全装置のようなものです。生命の危機を乗り切るために、脳はからだを省エネモードにして新陳代謝を大きく落とします。

からだの新陳代謝能力が低くなると、健康面でも美容面でも悪影響があらわれます。まずどんなにダイエットをしてもやせにくくなります。体脂肪を燃やしてエネルギーに代える能力も低くなるからです。リバウンドの可能性も高くなります。それだけでなく冷え性になったり肌にたるみがでたり毛髪が抜けやすくなったりします。新陳代謝を落とすほどのストイックな糖質制限はからだにとってマイナスでしかありません。

糖質制限ダイエットを健康的に成功させるには、あまりストイックに考えないことも大切です。主食のごはんやパンを食べない、あるいは食べ過ぎないことだけ気をつけていればこのダイエット法はじゅうぶんな効果があります。

肉や野菜料理のなかに含まれる少量の小麦粉などの糖質にまでは気にすることはありません。たとえばカレールーなどです。これくらいなら食べてもダイエットの邪魔にはなりません。むしろ栄養バランスを適度に保ち、からだの新陳代謝を落とさないために、料理中の少量の糖質は役に立つことを覚えておきましょう。

ダイエットに夢中になりすぎて、健康や美容によくない影響がでては意味がありません。ある程度ゆるめに食事制限をすることがこの方法を成功させるカギです。からだに害になるため厳しすぎる糖質制限には注意しましょう。

肉の食べすぎはNG!間違った糖質制限ダイエットは動脈硬化をまねく

間違った糖質制限ダイエットを続けることで健康を損なう可能性があります。意外なことに、動脈硬化や高血圧などが進行して生活習慣病につながることすらめずらしくありません。おなかを満たすために、肉料理などを必要以上に食べるやり方は厳禁です。

糖質制限ダイエットとは、エネルギーになりやすい炭水化物や糖分をカットする減量法です。糖質がなくなる分だけ摂取カロリーは確実に減ります。肥満になる最大の原因はカロリーの摂りすぎです。カロリーの高い糖質を大きく制限するこの方法は、とても合理的なダイエット法だといえます。

ただ最近では、糖質制限ダイエットを続けたせいで生活習慣病予備軍だと診断されるケースがでてきました。とくに目立つのは高血圧や動脈硬化の進行です。こうした事態は、糖質以外の栄養素をバランスよく摂らないことでおこります。

糖質制限ダイエットのやり方は基本的にとてもシンプルです。炭水化物が中心になる主食を食事のなかから抜きます。あとはとくに食べていけないものはなく、肉、魚、豆、野菜などは食べても大丈夫です。

とはいえ主食以外の料理をなんでも無制限に食べていいわけではありません。肉、魚と野菜を、あくまでバランスよく食べることが健康をたもつうえでは重要です。

糖質制限ダイエットで健康状態が悪化するひとの多くは、ご飯などの主食の代わりに肉類をおなかいっぱい食べています。こうした食事では、肉由来の動物性タンパク質や油脂が過剰になる反面、野菜が慢性的に不足することはさけられません。結果的にコレステロールが血中に増え、生活習慣病につながる動脈硬化や高血圧がひきおこされます。

糖質制限ダイエットは、主食以外は好き勝手に食べていい食事法ではありません。肉、魚、豆、野菜などの食材をバランスよく食べ続けることが大切です。そうでなければからだの機能は正常にはたらかず、減量はできても内臓や血管を傷めることになります。このダイエットを成功させるには、主食抜きという手軽さにばかり気をとらわれないことが重要です。